その言葉、ちゃんと心をこめてますか？ちゃんと相手に伝わっていますか？

こんにちは、SATTYです。

こんなテーマを頂戴しました。

「大丈夫？」と聞かれて「大丈夫じゃないっ！」って言える人、どれだけいます？ : けもの道をいこう

大丈夫？や今度飲みに行こう！というテンプレート化された言葉を使う人は薄っぺらい - ミヤモ the Media

大丈夫？と言われることに対しての女性と男性の違い | きよちゃんのブログ

私は宮森さんときよちゃんさんのお二人とは同期ブログという繋がりがあります。（同期ブログについては、また別の機会に。）イノシシさんの記事から始まった、「大丈夫？」についての考え方。感じ方。

せっかくなので女性目線、というか私目線で見たらどうかなぁというのをテーマに、今回は書いてみたいと思います。

「大丈夫？」という言葉にたいする印象は？

まず、私はこの「大丈夫？」に、あまり悪い印象を持ってはいなかったので、そういう考え方もあるんやなぁ、というのがタイトルから受けた第一印象でした。もうちょっというと、なんでダメなんかなぁ？っても思いました。

私は結構この言葉に救われたなっていうこともあったりするんですよね。

もう、限界が目の前に迫ってるわっていうとき、人のことなんて目にも入らなくて、例えば疲労とか我慢とか、悔しさとか、また寝不足とか、その他もろもろの要因で追い詰められたとき。

そんな、ギリギリのタイミングでかけられる「大丈夫？」の一言には、すごい威力がある。

何度かありました。3日くらいの徹夜と終わらない仕事に容赦なく攻め込まれて、多分あのまま行ってたら逃亡してたかもしれません。そんな時、上司が声かけてくれたんですよね。

「大丈夫か？」って。

その瞬間、涙腺崩壊、今までグッと溜め込んできたぐちゃぐちゃが、それはまぁ、どざぁぁぁぁぁぁぁぁ…と流れ落ちました。でも一度吐き出すと、少し余裕も生まれて、またもうちょっと頑張れたりする。ちゃんと気付いてくれる人がいるんだっていう、安心感のようなものを感じました。

自分から弱音を吐くなんてありえない状況の中だったので、無理やりにでも気持ちをゆるめるきっかけを作ってくれた、あの時の上司にはとても感謝しています。

とまぁ、そんな経験もあったので、「大丈夫」いいじゃん！と思ったわけですよ。

では、他の方が思う「大丈夫？」という言葉は・・・

それから、みなさんの記事を読んで。あ、なるほど、そっかそういうことか、って納得。

私はこう解釈しました。相手への思いやりを持たずに、心が吹き込まれていない言葉は、時に本当の意味を失うっていうことなんじゃないかな、と。

それがたとえば、テンプレート化された「大丈夫？」なんじゃないかなって。

確かに・・本来、「大丈夫？」って、人を心配したり気遣ったり、そういう心の動きを相手に伝えるためにつかわれるべき言葉です。

でも、心が付いて行っていない時、ありますよね。なんだったら、挨拶代わりくらいに使われることもあるかもしれません。

「お疲れ様でーーーす。めっちゃ大変そうー、大丈夫ですかーー？？」

これ実際、よく職場でも聞く言葉です。で、受ける側の私は私で、

「大丈夫じゃないですよーーー、もーーwww」とか言って返してるんですけどね。

この感じ、全然「大丈夫」です。本当のところ。むしろ、余裕すらある。

さっき出てきた上司が口にした「大丈夫？」と、この「大丈夫？」は、全く違います。違う性質をもった、違う言葉くらいに。

これは「女性だから」というかは、私の性格かな？普段余裕のある時ほど、大丈夫じゃないですーーーと言える。本当に弱ってしまうと、悔しくて抱え込んでしまう。

そういう意味でいくと、

「相手に弱みを見せたくないから」

引用：けもの道をいこう 

これは私にもとても共感できるところです。

「大丈夫？」って言葉がもつ意味

「大丈夫？」って、本当はいい言葉のはずだと思うんですよね。でも、あまりにも多用されすぎると、その言葉の重みのようなものが、薄れていくように思います。

そういえば、前述の上司もめったにこの言葉を使わない人だったな。だから、余計にその言葉の重みが、沁みたのかもしれません。

楽しくノリよく相手と楽しむ会話も、いい。でも少しだけ、自分の発する言葉の意味や伝えたい気持ち、伝え方、責任、のことを考えてみたいな。そう思ったエントリーでした。

相手の立場を気遣ったり、心から相手の力になりたいと願って選んだ言葉は、相手に届くと信じたいですよね。だからこそ、ちゃんと言葉を知らなきゃいけないなと、そう思います。

余談ですが、、普段なかなか書けないテーマなので新鮮でもありつつ、違う方のブログ、考えに言及するってとても難しい・・・。イノシシさん、宮森さん、きよちゃんさん、いろんな気づきをありがとうございました！

それでは今日はこのへんで。

最後まで、読んでいただいてありがとうございます。

また。