SATTYのDREAM LIFE!

人生はたくさんの夢と物語でできているのだ。空想と妄想がつまった私の日記。

おすすめ音楽|高円寺のカフェで鳥肌もんのミュージシャンと素敵な乗り鉄さんに出会った

高円寺のCafe Cross Point

こんにちは。SATTYです。

ところであなたは、音楽が好きですか?そうですか、好きですか。奇遇ですねェ、私も好きです。あなたはどんな音楽が好きですか?・・・・えぇ・・えぇ・・、あぁーー、はいはいはいはい、分かります分かります。言い出したらきりないですね。

じゃぁ、誰もが知ってるミュージシャン以外にも、いい音楽する人たちがたくさんいるのって、知ってました?知らない!それじゃぁ今日は帰れませんね・・・。どうぞ最後まで読んでいってください。

音楽とLIVEとミュージシャン

私は音楽が好きです。音楽って耳で聞くものですよね。でも私、音楽って目で見て、耳で聞いて、空気に触れて、体が感じる時にこそ完成されると思うんです。たとえば、冷たい風に吹かれながら歩く真夜中の道。空を見上げるとでっかいお月さんが出てたりして。そんな時、イヤホンから聞こえるいつもの音楽がいつもと違って聞こえたりしませんか?ギュウッと心にしみ込むような。あの瞬間、きっと全身の細胞が音楽を味わっていると思うんです。

私は音楽が好きです。というか、音楽をしている人たちが好きです。イヤホンで聞く音楽ももちろん好きなのですが、LIVEはもっといいですねェ。目の前で放たれる圧倒的なパワー、そして酔いしれる間もなく、次々と消えていってしまうその瞬間限りの音。後に残るのは、胸がふるえたというただ己の感覚だけ。そう、やっぱりそのとき全身の細胞が音楽を味わっているんですよね。それはもう、全力で。

でね、細胞が感じる音楽にはメジャーもインディーズもプロもアマチュアも関係なくて、ものすごい間近でそんな体験をさせてくれるミュージシャン達が実はいっぱいいるんです。ここだけの話。この日、高円寺で出会ったのも、そんなミュージシャンでした。

『A.R.Works』という音楽と、集まる人たち

高円寺駅から徒歩5分ほどのところにある、こじんまりとしたギャラリーカフェ『Cafe Cross Point』。この日このお店では2人組のボーカルユニット『A.R.Works』のLIVEが催されました。午後からのぶらり散歩を楽しんで辿り着いたのは夕方少し前。すでにお店にはたくさんのファンが集まり、開始の時を待ちわびていました。

『A.R.Works』は、シンガーである谷 彰彦さん、横田 良子さんの2人からなるユニットで、ゴスペラーズを輩出したことで知られる早稲田大学アカペラサークル『Street Corner Symphony』が彼らの原点。とにかく2人とも、歌がうまい。いやま、そりゃそうなんですけど。分かってくれるでしょ?「うまいなぁ〜」って言いたくなっちゃう感じ。「この人たち、ホントの歌の人だ」ってわかる人たちって、やっぱり生で聞くとすごい。第一声が出た瞬間に勝手に笑っちゃうんですよ。あれ、なんでなんやろ。

彼らの歌声は、例えるならなんだろう。真っ青な空に、とてつもなく滑らかな真っ白な絹がたゆたうような。いつまでも耳をあてていたくなるような心地よさ。でも景色が変わるとその印象はガラリと変わって、惹き込まれる。また次が見たくなる。何度も訪れる、絶妙な一瞬に私は何度も鳥肌が立ちました。これがアレです、細胞レベルの高揚感。

A.R.Works LIVE

A.R.Works LIVE

写真の通り、客席との距離この近さです。最前列、目の前15cm。恥ずかしくて目を合わせられないかもしれないけど、この至近距離で酔える贅沢ってLIVEならではです。自分のために歌ってくれてるのと、ほぼ同じ。たぶん、本当にその瞬間があると思う。だからだろうな、こういうLIVEミュージシャンってファンが本当に深い。こんな近くで「私」に語りかけてくれるミュージシャンなんて、そうそういないもの。LIVEの合間に交わされるお客さんとのおしゃべり、曲が始まった瞬間の表情の変化、流れる音、音・・そういったもの全部をじっと感じて、ファンはもっと彼らを好きになるんですね。音楽からにじみ出る、彼らそのものを愛するわけです。

乗り鉄さんが愛してやまない鉄道と、『A.R.Works』

この日のLIVE終了後、お客さんの一人とお話をすることができました。彼は乗り鉄さん。電車をこよなく愛する素敵な人です。私、乗り鉄さんって初めて会ったんだけども、本当にいろんな鉄道を知ってるんですよ。知ってるとかじゃないな。鉄道への愛であふれてるんです。話めちゃくちゃ面白くて、私の地元のマイナー路線を語ってくれた時は、いやぁー嬉しかった。東京でそんな話できると思わなかったもの。

で、この乗り鉄さん。鉄道が大好きなわけですから、もちろん鉄道に乗りに全国各地を旅するんですね。でもね、その旅の中、各地からかけつけるんですよ。彼らのLIVEに。すごくないですか?乗り鉄さんが、生まれてからずっと愛してやまない鉄道と同じだけの愛情を、『A.R.Works』の音楽に注いでるんです。そんだけ愛されるって、鉄道もすごければ、『A.R.Works』も、スゲェなぁーーって思った訳です。

音楽をする人の人生、と私

彼らはなんで音楽してるんでしょうね。音楽やっていくのって、生半可じゃない大変なこと。仕事もあり、家族もあり、お金もかかるし、時間も費やす。もちろん、メジャーで活躍することを目標にしている人もいるでしょう。でもそれだけじゃない気がするんです。待ってくれている人がいる、愛してくれる人がいる、そしてそんな人たちに伝えたい想いがある。ステージで音楽を奏でる瞬間は、彼らの人生そのものを支える柱になっているのかもしれません。

いつもステージを見ていてね、ものっすごい嫉妬するんですよ。人生をかけるべきテーマを見つけて全力で取り組んでる人たちって、ホントかっこいいですから。それは音楽に限らずですけどね。そんな彼らに憧れと尊敬とライバル心もこっそりを抱きつつ・・いつか私もそのぐらい濃い何かをを誰かに届けられるようになれたらいいな、と。なってやるぞ、と。

そんな風に思ったある日の話です。

それでは今日はこのへんで。また。

 

『A.R.Works』オフィシャルHP

A.R.Works Official Web Studio|A.R.Works OFFICIAL SITE

 

『Cafe Cross Point』

【高円寺のギャラリーカフェ】Cafe Cross Point カフェクロスポイント