やる気がでない、うまくいかない。なんだか元気がでない毎日に、この哲学は効く・・・!のか!
こんばんは。ワンダー哲学の創始者W・Sattyteles(ワンダー・サティテレス)です。
私が人生をかけて取り組んでいるテーマ「元気がでない時に効く薬はあるのか」について、今日は考えてみたいと思う。
なんとなく元気がでない、そんなことはないだろうか。平気平気、そのうち元気になるよ、単なる五月病よ。そうやって日々を過ごすも、思いの外回復しない。今まさにそんな状態にいる人はいないだろうか。昨日私のもとを訪れたのも、ちょうどそんな客人だった。
元気がでないんです・・その原因はなんだろう?
???「こんにちは・・サティテレス先生・・」
サティテレス「こんにちは。あなたの名前は?」
???「SATTYです。」
サティテレス「SATTYさん、こんにちは。今日はどうして私の元へ?」
SATTY「どうにも元気がでないのです。落ち込みがちな日が続いていて辛いのです」
サティテレス「なるほど、あなたが今気になっていることはありますか?」
SATTY 「そうですね・・仕事がなかなか上手くいっていません」
サティテレス「具体的には?」
SATTY「これまでの得意分野とは違う仕事を任されて、成果がでないのです」
サティテレス「なるほど・・他には?」
SATTY「人間関係にもストレスを感じてしまって・・」
サティテレス「ふむふむ・・それから?」
SATTY「そうですね・・なんとなく寂しいと感じることが多いです」
サティテレス「ほう、具体的には?」
SATTY「Dスケさん、あ、遠くに離れている夫なのですが、Dスケさんになかなか会えないこととか・・友人たちも仕事で忙しくて、なかなか会えないし。休日もあまり外に出かける気になれず・・」
サティテレス「なるほど・・他にもありますか?」
SATTY「・・日記を毎日書けていないこととか・・」
サティテレス「ふむ、他には?」
SATTY「・・太りました」
サティテレス「他」
SATTY「・・部屋が汚い」
サティテレス「他」
SATTY「眠い」
客人SATTYは、元気がでない原因について思い当たることをこのようにいくつか挙げてくれた。私は、その中にある共通点を見つけた。
サティテレス「・・・SATTYさん、あなたは自信をなくしてしまっているのではないですか?」
SATTY「自信?」
サティテレス「そうです。自信です。あなたが今あげたことは、これまでできていたことも多いのではないですか?」
SATTY「そうですね・・それなりには」
サティテレス「仕事は自分にあった得意分野で、それなりの評価も受けていた。人間関係もうまくやってきたし、友人たちとは楽しい時間を過ごし、Dスケさんと離れていてもも頑張れていた。」
SATTY「その通りです。」
サティテレス「日記を書くことも楽しく続けていて、太ってもおらず、部屋も片付いていて、規則正しい生活もできていた。」
SATTY「日記はたまに書けてなかったですし、前からやや太っていましたけど、部屋は割と綺麗にしていたし、今ほど不規則な生活でもなかったです。」
サティテレス「まぁ細かいところはさておき」
SATTY「はい。」
サティテレス「それが、できなくなった。できない自分に自信をなくしてしまった。なぜできないんだろう?もっと自分はできるのに、もっと楽しく過ごしたいのに、もっと活躍したいのに、もっと充実した毎日を過ごしたいのに、朝は早くに起きて生き生きと活動したいのに、友人たちは忙しそうに輝いているのに、もうちょっと自分は細かったはずなのに、ズボンもスルッと入っていたはずなのに、顎の肉はそこまでタプタプしていなかったのに・・・違いますか?」
SATTY「後半、傷つきましたが・・はい。」
サティテレス「あなたは、本来理想とする自分になれない自分に自信を失っている。きっかけはなんだったのかわかりません。一つ自信を失うと、できなかった自分に自己嫌悪を抱く。他のことに前向きになれなくなる。すると、次のことがうまくできなくなる。投げやりになる。逃げたくなる。顔を背ける。すると、さらに自信を失う。そのループにはまっているように見えます。」
SATTY「そうでしょうか・・どうすればいいのでしょうか」
サティテレス「ワンダー哲学では、そういう時に小さな挑戦を推奨しています」
SATTY「小さな挑戦?」
サティテレス「そうです。ほんの小さなことでいいんです。やってみよう、と思える小さな挑戦をしてみてください。今日の晩はいつもより10分だけ早く寝てみる。明日の朝、いつもより10分だけ早く起きてみる。短くてもいいから、日記を一週間毎日書いてみる。お風呂あがりに、5分だけ体操をしてみる。なんでも構いません。」
SATTY「でも、こういう時は、楽しいことを見つけた方がいいんじゃないですか?そんな頑張らなくても、いいよ的な。ありのままで幸せだろう、的な。」
サティテレス「あなたがそう思えるなら、それでいいのです。でも、そう思えないから辛いんでしょう?何も私は、楽しくないことをしろ、と言っているわけじゃありません。あなたがやってみようかな?と思えることをしてみなさい、と言っているのです。」
SATTY「やってみようかな、と思えること・・」
サティテレス「そうです。どんなに小さなことでも、やろうと決めてできたことは自信につながります。1日できたら、今度はそれを続けてみてください。継続することは、さらに大きな自信になります。今のあなたは『やりたいこと』が楽しめなくなっている。だから『やってみようかな』に挑戦するのです。」
SATTY「やりたいことすら楽しめないなんて・・自分が悲しくなりますね」
サティテレス「そうでしょうか。」
SATTY「その道のプロたちは、やりたいことを夢中でやり続けたからプロになったんでしょう。好きなことってそういうものなんでしょう。」
サティテレス「そうでしょうね。ただ、その道のプロたちはみんながみんな、一瞬たりとも苦労を感じなかったんでしょうか?ただひたすら100%楽しいだけで成功したんでしょうか?そんなことはないでしょう。
やめるという選択肢を選ばずに、続けてきたということではないですか?そうやって苦労を何度も乗り越え、自分にはきっとできるという自信を積み重ねていったのではないですか?それが『やりたい』『叶えたい』という本当の気持ちではないですか?あなたが小さな継続をやめない限り、あなたの『やりたいこと』は続きます。小さな自信を積み重ねて、どんなことでも乗り越えられるだけの『自分を信じる力』を育てるのです。
はいっ!ドーーーーーーーン!」
SATTY「・・・ちいさな一歩」
サティテレス「そうです」
SATTY「寝る前に今日は体操します!」
サティテレス「いいね!」
SATTY「明日10分早く起きます!」
サティテレス「いいね!」
SATTY「今日から1週間日記毎日書きます!」
サティテレス「いいーーーーね!」
SATTY「はいっ!」
サティテレス「はいっ!」
SATTY「帰ります!」
サティテレス「いっといで!」
ーーーーーー
・・というわけで、今日からちいさな積み重ねをしますっ。SATTYでした。
また、次のお話でお会いしましょう。