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SATTYのDREAM LIFE!

人生はたくさんの夢と物語でできているのだ。空想と妄想がつまった私の日記。

【読書感想】『コミュニティ・デザイン』を読んだら、我が家の幸せが見えてきたよ

こんにちは。SATTYです。

家の中で、久しぶりの読書に浸っています。・・・ゴロン。

読む前は気難しいほんに手を出しちゃったよなーとか思ったけど、結構面白いかもしれない。これは。・・モゾモゾ。ゴロン。

 

Dサン(夫)「寝ながら本を読まないの」

・・んー、うるさいなぁ、もう・・ゴロン。

 

コミュニティ・デザインというお仕事

コミュニティ・デザイナー山崎亮さんの『コニュニティデザインー人が繋がる仕組みを作る』という本を読んでいます。 山崎さんは、公共空間のデザインを通して、人や街を元気にする取り組みを多数されている、このカテゴリでとても有名な方。

「コミュニティデザイン」という言葉を知っていました?私はお初な言葉でした。

その意味を調べてみますと・・

コミュニティの力が衰退しつつある社会や地域のなかで、人と人のつながり方やその仕組みをデザインすること。施設や空間を具体的につくるのではなく、ワークショップやイベントといった「かたち」のないソフト面をデザインの対象とすることで、コミュニティを活性化させる。

引用:コミュニティデザイン | 現代美術用語辞典ver.2.0

 ということ。ざっくりいうと、人と人のつながり方を考えて仕組みを作っていくことで、地域や社会の中のコミュニティを盛り上げていくっていうことになるのかな。

お仕事がらみで読み始めたのですが、これが非常に面白い。実際の事例がたくさん紹介されていて、とても身近にある大切な仕事だということがよく分かります。

 

本当にいい街、いい空間をデザインするということ

山崎さんは、ランドスケープデザイナーでもあり、施設や空間といういわゆるハード面のデザインもされます。例えば、街に公園を作る。いわゆる設計してデザインして…と言ったお仕事ですね。でも山崎さんは、優れたデザインの設備だけがあっても本当に活気のある街づくりはできないと言います。

新しく開拓された街に、おしゃれな公園が作られたとする。でも、その公園には人が集まらず、活用もされていない。それでは、意味がないと。

実際にその街に住んでいる人たちが抱えている問題、求めていること、それを解決するために、どういう場所が必要なのか。どうしたら子供たちが集まり、楽しんでもらえる場所になるのか。住民自らが、その公園を育てていくためにはどんな仕組みが必要なのか。そのために必要な人はどんな人で、どんなつながりがあるべきなのか。

設備だけではなく、それを使う「人」そして「つながり・コミュニティ」を考えた上で設計をしていく。山崎さんは、そんなお仕事をされています。

 

街を“使いこなす”住人たち

たくさんのプロジェクトに関わってらっしゃるのですが、面白かったのが何も新しいシャレオツーな街づくりに限った話ではないんですよね。

一例として。とある商店街で、閉店後の銀行の前に、後ろ足だけ短くカットされた椅子を持って現れるヤクルトのおばちゃんが紹介されています。椅子は銀行前の段差にばっちりフィット。銀行前という公共の空間を使って、おばちゃんはヤクルトを売り始めるんですね。

おばちゃんが現れると、自然と地域に住むおじいちゃまたちが集まってきてコミュニティが生まれる。おじいちゃまたちは、ヤクルトを買いに来つつおばちゃんとの会話を楽しみにもしているわけです。

(銀行前を使っていいかどうか、はさておき)街っていうみんなの場所をうまく使って、人と人のつながりを生みだし、それが福祉的な効果にも繋がっている。大阪ではよくある光景でもあって、そんな目線では見たことがなかったですが、確かにあるある。こういう自然発生的なコミュニティ。ものすごく元気で賑やかで楽しそうな集まり。

おばちゃんのような活用の仕方を街に住む人たちが色々な場所で行い、たくさんのコミュニティが生まれれば、その街はきっと活気がある場所になるのではないか、そして、そんな活用をしてもらうためにはどういった設備があればいいのか。

山崎さんの生み出す、地域に根付いた公共デザインはその問いから生まれるのです。

 

どんな街で、どんな風に生きていきたいのか

街というみんなが生きる場所でどう暮らしていきたいか、それは人それぞれかもしれません。中には、人と関わりたくない、っていう価値観を持つ人だってもちろんいます。

コミュニティを活性化させること、人と一緒に生きること=幸せ

全ての人にこの価値観が当てはまるわけではないけれど、山崎さんは一つの提案として、「同じ場所で生きる人間同士がコミュニティを作り、生きていく。助け合いながら、楽しみを分け合いながら、共存していく。それが人と暮らしていくことの幸せなのではないか?」そんなメッセージを投げかけてくれます。

住む場所って、ものすごく生きることに影響します。どんな街で、どんな風に生きていきたいんだろう。そんなことを考えてみたくなる本でした。

 

・・・・・ 

 

モゾモゾ。あー気持ちいい。

 

Dサン「これ!布団の中でくつ下脱がないのーーー!」

SATTY「んふふ」

Dサン「んふふとちゃうやろーもー」

 

つまり、こうやって私のくつ下がベッドの下に落とされていることによって、SATTY家には夫婦のコミュニケーションが生まれているわけだ。これも一つのコミュニティデザイン・・・私はコミュニケーションが生まれる仕組みを作っているのかもしれない。

 

くつ下を拾い上げて洗濯機に向かうDサンを見ながら、「ありがとうよ・・我が家はいい街になりそうだのぅ・・」とほくそ笑み、ゴロンと布団に潜り込む。

今の所、これが私の幸せかもしれない。

 

 それでは今日はこの辺で。

また、次のお話で。

コミュニティデザイン―人がつながるしくみをつくる

コミュニティデザイン―人がつながるしくみをつくる