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SATTYのDREAM LIFE!

人生はたくさんの夢と物語でできているのだ。空想と妄想がつまった私の日記。

【読書感想】『コミュニティ・デザイン』を読んだら、我が家の幸せが見えてきたよ

こんにちは。SATTYです。

家の中で、久しぶりの読書に浸っています。・・・ゴロン。

読む前は気難しいほんに手を出しちゃったよなーとか思ったけど、結構面白いかもしれない。これは。・・モゾモゾ。ゴロン。

 

Dサン(夫)「寝ながら本を読まないの」

・・んー、うるさいなぁ、もう・・ゴロン。

 

コミュニティ・デザインというお仕事

コミュニティ・デザイナー山崎亮さんの『コニュニティデザインー人が繋がる仕組みを作る』という本を読んでいます。 山崎さんは、公共空間のデザインを通して、人や街を元気にする取り組みを多数されている、このカテゴリでとても有名な方。

「コミュニティデザイン」という言葉を知っていました?私はお初な言葉でした。

その意味を調べてみますと・・

コミュニティの力が衰退しつつある社会や地域のなかで、人と人のつながり方やその仕組みをデザインすること。施設や空間を具体的につくるのではなく、ワークショップやイベントといった「かたち」のないソフト面をデザインの対象とすることで、コミュニティを活性化させる。

引用:コミュニティデザイン | 現代美術用語辞典ver.2.0

 ということ。ざっくりいうと、人と人のつながり方を考えて仕組みを作っていくことで、地域や社会の中のコミュニティを盛り上げていくっていうことになるのかな。

お仕事がらみで読み始めたのですが、これが非常に面白い。実際の事例がたくさん紹介されていて、とても身近にある大切な仕事だということがよく分かります。

 

本当にいい街、いい空間をデザインするということ

山崎さんは、ランドスケープデザイナーでもあり、施設や空間といういわゆるハード面のデザインもされます。例えば、街に公園を作る。いわゆる設計してデザインして…と言ったお仕事ですね。でも山崎さんは、優れたデザインの設備だけがあっても本当に活気のある街づくりはできないと言います。

新しく開拓された街に、おしゃれな公園が作られたとする。でも、その公園には人が集まらず、活用もされていない。それでは、意味がないと。

実際にその街に住んでいる人たちが抱えている問題、求めていること、それを解決するために、どういう場所が必要なのか。どうしたら子供たちが集まり、楽しんでもらえる場所になるのか。住民自らが、その公園を育てていくためにはどんな仕組みが必要なのか。そのために必要な人はどんな人で、どんなつながりがあるべきなのか。

設備だけではなく、それを使う「人」そして「つながり・コミュニティ」を考えた上で設計をしていく。山崎さんは、そんなお仕事をされています。

 

街を“使いこなす”住人たち

たくさんのプロジェクトに関わってらっしゃるのですが、面白かったのが何も新しいシャレオツーな街づくりに限った話ではないんですよね。

一例として。とある商店街で、閉店後の銀行の前に、後ろ足だけ短くカットされた椅子を持って現れるヤクルトのおばちゃんが紹介されています。椅子は銀行前の段差にばっちりフィット。銀行前という公共の空間を使って、おばちゃんはヤクルトを売り始めるんですね。

おばちゃんが現れると、自然と地域に住むおじいちゃまたちが集まってきてコミュニティが生まれる。おじいちゃまたちは、ヤクルトを買いに来つつおばちゃんとの会話を楽しみにもしているわけです。

(銀行前を使っていいかどうか、はさておき)街っていうみんなの場所をうまく使って、人と人のつながりを生みだし、それが福祉的な効果にも繋がっている。大阪ではよくある光景でもあって、そんな目線では見たことがなかったですが、確かにあるある。こういう自然発生的なコミュニティ。ものすごく元気で賑やかで楽しそうな集まり。

おばちゃんのような活用の仕方を街に住む人たちが色々な場所で行い、たくさんのコミュニティが生まれれば、その街はきっと活気がある場所になるのではないか、そして、そんな活用をしてもらうためにはどういった設備があればいいのか。

山崎さんの生み出す、地域に根付いた公共デザインはその問いから生まれるのです。

 

どんな街で、どんな風に生きていきたいのか

街というみんなが生きる場所でどう暮らしていきたいか、それは人それぞれかもしれません。中には、人と関わりたくない、っていう価値観を持つ人だってもちろんいます。

コミュニティを活性化させること、人と一緒に生きること=幸せ

全ての人にこの価値観が当てはまるわけではないけれど、山崎さんは一つの提案として、「同じ場所で生きる人間同士がコミュニティを作り、生きていく。助け合いながら、楽しみを分け合いながら、共存していく。それが人と暮らしていくことの幸せなのではないか?」そんなメッセージを投げかけてくれます。

住む場所って、ものすごく生きることに影響します。どんな街で、どんな風に生きていきたいんだろう。そんなことを考えてみたくなる本でした。

 

・・・・・ 

 

モゾモゾ。あー気持ちいい。

 

Dサン「これ!布団の中でくつ下脱がないのーーー!」

SATTY「んふふ」

Dサン「んふふとちゃうやろーもー」

 

つまり、こうやって私のくつ下がベッドの下に落とされていることによって、SATTY家には夫婦のコミュニケーションが生まれているわけだ。これも一つのコミュニティデザイン・・・私はコミュニケーションが生まれる仕組みを作っているのかもしれない。

 

くつ下を拾い上げて洗濯機に向かうDサンを見ながら、「ありがとうよ・・我が家はいい街になりそうだのぅ・・」とほくそ笑み、ゴロンと布団に潜り込む。

今の所、これが私の幸せかもしれない。

 

 それでは今日はこの辺で。

また、次のお話で。

コミュニティデザイン―人がつながるしくみをつくる

コミュニティデザイン―人がつながるしくみをつくる

 

 

お久しぶりの更新。また始めてみようと思います。

こんにちは。SATTYです。

 

ワンカップ大関の中で花火をしたまま、フェードアウトした2015年8月からはや1年半…ゾンビのごとくはてなブログに帰ってきました。

 

neosatty.hatenablog.com

 なにやってんだ…

 

ものすごく気まぐれにカムバックしたため、また気まぐれに消えてなくなる可能性もあるのですが、そんな感じでゆるーくやっていこうと思います。

 

 さて、ここ1年ほどで周囲の環境もいろいろと変わりました。

自分自身はそんなに変わっていないつもりですが、久しぶりに過去自分が書いたブログを読み返してみると、「これ誰が書いたん…?」ってくらい新鮮で、もう一度同一人物として書くことができるか不安でいっぱいです。

 

ただ、こうやって過去自分が書き連ねてきたことを眺めていると、ブログを書いていたことは良かったんだなぁと、しみじみ感じたりもします。恥ずかしかったり訳が分からなかったりするものの、今の自分には決して書けない日記。こんなこと考えてたなーとか、この日は落ち込んでたなぁとか、当時のあの瞬間にしか書けなかった自分の記録が、ちゃんと残っていました。

 

おそらく、ブログに残していなければ、二度と思い出すこともなかったであろう日々の感情を掘り起こして、懐かしいやら、いやはやです。

 

休眠していた期間に非常に嬉しいコメントを付けてくださっていた方もいて、放置するような形になってごめんなさい。また見つけてくれるといいなぁ。

 

さて、そんなわけでまたしばらく、ここで暮らしていこうと思いますので、よろしくお願いします。

 

それでは今日はこの辺で。

また、次のお話で。

 

 

ワンカップ大関と線香花火

この夏は、夏祭りには行けなかった。
この夏は、旅行には行けなかった。
この夏は、花火大会には行けなかった。

私の夏といえば、実家のある京都で毎年祇園祭に出かけるのが恒例だった。少々背伸びをした浴衣の袖に手を通し、テンテンと下駄の音をならしながら、人とお囃子でいっぱいになった京都の町を歩く。

たくさんの友達の笑い声と、露店で張り上げるおじちゃんの楽しげな声と、口いっぱいに頬張ったお好み焼きの甘辛いソースの味。小さな姪っ子たちと、かき氷を片手に興じる花火。それが私の夏だった。

毎年夏が訪れて、自由は少しだけ失われながら、むせるようなアスファルトの熱気に汗を流し、気がつけば遠くに過ぎていく日々。

 ・・・

慌ただしく帰省した数日限りの夏休み、大切な人と過ごす束の間の時間。手元にあるのは、空っぽになったワンカップ大関と、近所のコンビニで手に入れた7本入りの線香花火。

パタパタと雨が降っていた。ワクワクと風が吹いていた。小さなベランダで、風除けになればと気まぐれに突っ込んだワンカップの中の線香花火。

36歳の夏の夜に、コップの中で咲き誇る小さな花火。私は変わらず幸せだろう。

それがこの夏のハイライト。

 

めっちゃキレイやん。

眠気に強炭酸×強カフェインと噂の「ペプシ ストロングゼロ」は効かなかった、私の場合。

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午後二時。やつがやってきた。

やろう、足音もたてずに忍び寄ってきやがった。学校で授業にいそしむスチューデンツや、エクセルとにらめっこするビジネスメンを、瞬く間に恐怖のどん底へと突き落とす、憎むべき存在。

やつの名は睡魔。

誤解してほしくないのだが、私はというとそれは真面目に働くことを希望していたのだ。働きたい、、働きたい、、あぁ働きたい、とうなされるほどに、山積みとなった資料作りに取り組もうとしていた。はず。

しかし、背後からスルリと近づいてきたやつに、「あなた、今から働かなくていいから・・」という、リストラ肩たたきばりの有無を言わさない威圧感でもって、脳内をトントンされた。

ホァ。私はその非情な宣告を受け入れるしかないのか。悔しさのあまりに歯ぎしりでもしてしまいそうだった。実際には、だらしなくも半分ほど口を開いたただの会社員がそこにいたはずだ。

しかし、私は思った。生きるために、定められた時間を働かねばならない会社員である以上、甘んじて受け入れている場合ではない。たとえ、勝ち目のない勝負であろうとも、あきらめたらそこで試合は終わるのだ。誰ががいっていた。

なんとか、やつを倒す術を見いだしたい。生きるために、生き抜くために 。画期的な必勝法にたどり着いた暁には、全世界の戦うビジネスメンから、羨望のまなざしでもって讃えられるはずである。伝説の偉人として、歴史に名を刻む、それも悪くない。

朦朧と重くなる瞼と、崖っぷちギリギリの戦いを続けながら、ただでさえ弱りつつある脳みそを駆使して、ありとあらゆる可能性を考えた。

眠気にあらがう方法を試す

親指と人差し指の間、眠気に効くというツボを全力で刺激してみる。痛気持ちいいだけで変化なし。少々お腹がゴロゴロとうなりだし、予想外にトイレに駆け込む羽目になる。おそるべし、睡魔。

ついでに、カフェインを大量摂取してみる。強炭酸×強カフェインと噂の「ペプシ ストロングゼロ」。

 

http://www.pepsi.co.jp/products/lineup/img/img-pepsi-strong-zero.png

引用:ペプシ公式HP

これさえあればメッタメタのボッコボコだ。一口含んで、ビリビリくる刺激に勝利の祝杯をあげそうになるも、いかんせん持続力に乏しすぎた。1コンマ3秒後。すでに眠い。

こいつは・・飲み続けなきゃぁ、ダメなやつだ・・

違うのだ、私はただ働きたいだけなのだ。ここでひたすらコーラを飲んでいるわけにはいかない。しかも、超刺激コーラを悲痛なまでに暗い顔でなめている私に、周囲が疑いすら持ち始めている。「こいつ・・眠いんじゃね?」事態は深刻だ。

眠気の原因は・・・神だった

アプローチを変えてみた。そもそもなぜこれほどまでに眠いのか。原因をつきとめ、根本から根こそぎバスターだ。

そもそも眠気とは何なのか、それをまず調べる。すると眠気の元となる「睡眠物質」にアデノシンというやつがあるらしい。

参考:なぜ、コーヒーを飲んでも眠くなるのか? | ビーカイブ

 

やつの正体はこいつか。アデノ・・神・・。いかにも支配力の強そうなやろうだ。

アデノ神は、脳内に居座り一定レベルを越えると私の脳みそが「もう寝た方がいいよ」と、やさしい彼女みたいに潤んだ上目遣いでささやくらしい。

貧弱な脳みそめ。つまりはこういうことか。

アデノ神「くかかかか・・・おろか人よ。働くがいい。なにも知らずに呑気なものよ」

脳みそ「うぅん、うぅん、アデノ神さまぁ。そんな意地悪しないでくださいー」

アデノ神「やかまし!ほーら、もう少し、もう少し」

脳みそ「きゃーーーー」

アデノ神「越えたーーー許容値越えたーー、ほれ!行ってこい!」

脳みそ「もうちょっと待ってください・・」

アデノ神「もうダメー、これ以上待てないー」

脳みそ「ひーーん・・いってきますぅ・・」

・・・

・・

「ねぇ・・・もう・・・寝よ?」

・・というわけだろう。知らんけど。

食べたら眠くなるとかのダブルパンチ

さらに私は恐ろしい事実に気づいた。・・・天丼だ・・・。昼に平らげた天丼が私の胃袋にデンと居座り、いっこうに消化の気配を見せないのが、うっすら気がかりではあった。今やおそらく胃袋には体中の血液という血液が集結している違いない。

くそっ、つまりはこういうことか。

血液「すまん・・俺・・胃袋んとこいくわ・・」

脳みそ「ずっと!私のそばで、見守っててくれるって!いったじゃん!」

血液「あいつ、俺がいなきゃだめなんだ・・」

脳みそ「なんで・・?ねぇ、なんで?」

血液「天丼がさ、天丼があいつを苦しめてるんだ・・」

脳みそ「ひどいよ、わたし・・眠くなっちゃうよぉぉ」

血液「おまえなら、大丈夫だよ。一人で頑張れる子、だからさ」

いつだって、弱い女には勝てないっていうのかよぉ・・。そんなことはどうだっていい。

結局眠気に勝つにはこれしかない・・

私はアデノ神にぶちのめされて、さらには惚れた血液にすら捨てられるというズタボロ状態のまま、ひたすらツボを押し続け、持続性のないペプシをなめ続けた。

しかしそれも時間の問題。いつしか意識がとぎれがちになり、瞼がついに世界を遮断しようとした、そのとき。

ぺらぱーぴぴーぽろろーぴぴぺー

私のケイタイの着信がなった。まぬけなラッパのメロディーにビクリと体が反応する。

バクバクバクバクと心臓が波打つ。さっきまでのアデノ神なんぞ、どこのどいつだと言わんばかりに、私の脳内は覚醒した。

いつだって、結末は突然に訪れる。私の脳裏には、高らかと勝利の拳を突き上げる心の臓の姿が見えた。まごうことなき英雄の姿が。

救いはいつも己の中にある。それを呼び覚ませるかどうかは、自分次第だ。

 

と、いう懺悔をここに。

 

それでは今日はこの辺で。

また、次のお話で。

又吉直樹著【東京百景】をよんで。0か100か、白か黒か、それとも。

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Ángelo González | Flickr - Photo Sharing!

昔から私は何かを成そうという時に、0か100かを求める節があったように思う。

0の時はこれから何者にでもなれるという未来の自分への期待に胸が高揚する。100の時のことは、おそらくこれまでの人生でまだ知らない。知らないのだけど、100なんじゃないかと錯覚するような瞬間は、また恍惚としていて心地がよい。世間的にはこれを自分に酔っているという。

裏を返せば、たとえば20とか30とかの状態を避けて生きてきた。形になる気配もまだ漂わず、これはこのまま続けても何者にもなれないんではないか、と不安だけがつきまとうような、苦悩の20から30。

世の中で成功者と呼ばれる人たちは、みな気がつけば100を越えている人だと信じていた。0から始まり、20も30も知らずに「あれ、今100じゃね?」と気づく。それが才能であり才覚だと。私はそんな選ばれしスーパースターになりたかった。もっとわかりやすくいうと、苦労も努力も嫌いな甘えん坊だった。

苦悩の20にさしかかる頃に、頭の中で声が聞こえる。

「20に自分に気づいちゃってる時点で、ハイ、オツカレってとこかな。」

さすればどうするか。0に戻ればよい。「潔さ」「割り切り」という便利な言葉を身につけ、また違う何かを探しに行く。なぜなら0の状態に戻れば、また自分に期待をすることができるからだ。それは都合がよく、何より楽だ。

しかしいよいよ30年以上も生きていると、新しい何かを探すのにも苦労する。映画でもとりますか、女優にでもなりますか、お面職人にでもなりますか、心理学者にでもなりますか。そして人生が終わるまで、それを何度も繰り返しますか。

周りを見渡して、遅ればせながらに気がつくと、5や10を悶絶し、20も30も吹き飛ばし、40も50も嬉嬉として、60、70、80、90と地獄を楽しみ続けたものこそが、スーパースターだった。

白でもない黒でもないグレーで鬱々とした苦悶に喜びを見いだせたものこそが、それを語る術を知るのだ。
 
と、こんな気難しい文章を書いているのには理由があって、又吉直樹さんの「東京百景」を読んだ。
 
東京百景 (ヨシモトブックス)

東京百景 (ヨシモトブックス)

 

 

 やりたいこととやるべきことの狭間で葛藤することを正当な苦悩だと信じて甘えていた。
一部の人にしか伝わらない深さを持つ交渉な作品は確かにある。わかりやすく大勢の人を引きつける作品も確かにある。しかし、作る側がそんな市場を意識するのは作品の弱点を補うための言い訳に過ぎないのかもしれない。悩むのも、割り切るのも自己弁護に過ぎないのかもしれない。
 
又吉直樹著「東京百景」より

 

彼は私からみれば、才能の塊のような人だけど、彼は決して突如100にたどり着いたスーパースターではなかった。自伝のように語られる100のエッセイから匂い立つ、フツフツと煮詰まった自意識や混沌とした苦悩。

寄り添えない不可思議な感覚もあれば、同化しそうなほどの共鳴も感じる。白でも黒でもないグレーな感じが、心地よく胸に迫る良書だった。
ああ、思い知る。生きていることなんて、答えのでないグレーばかりだ。苦労知らずの甘ちゃんが目指す20の壁は遙かに遠い。
 
それでは今日はこの辺で。
また、次のお話で。

ゾンビで始まる女子会のマシンガントーク。

#今週の勝手にお題「ゾンビ」

こんばんは。SATTYです。

今週のはてなのお題は「ゾクッとする話」なんだけど、私にはゾクッとする話以上に、書かないといけないお題があるのよね。

それは何かって「ゾンビ」なわけだ。なんでゾンビかって、私も聞きたいくらいなんだけど、「ゾンビ書くよ」って友と固い約束交わしたわけで、やっぱり答えないといけないわけだ。

まぁでも、「ゾンビ」で記事を書くなんて、この先考えても当面なさそうだし、いい機会かなと思うよ。これが面白い記事になる気配は、ここまででまったくしてないから、内心ゾクゾクなんだけどね。

ものすごく話を変えてしまって恐縮なんだけど、私オンナなんだけど、女の人っておしゃべり好きだよね。女子会とか、知ってる?何時間しゃべってもまだいけちゃうからね。もう一軒、いこ!ってなるからね。

なんでそんなこと突然言い出したんだ、このアンポンチンって思ってるだろうけど、その通りなんだけど、女の子同士の女子会とか、井戸端会議だったら「ゾンビ」なんてお題でも、きっと喋れると思ったんだよ。

たとえばここに、はるこ・なつこ・あきこ・ふゆこって4人くらい揃ったら、どうなるかね。たとえばこんな風に。

「ゾンビ」っていわれてもさぁ(はるこ)

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「知らないよね、結局みたことないし。てゆうか、私基本ホラーとかだめじゃん。血とかやめとくれーってなるわ。」

「でもさぁお化け系って、けっこう人気あるくない?フランケンとかだって頭に釘ささってるよね、でも怪物くんとか出てるよね。かわいくない?」

「たしかにぃ。」

「ユニバ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)のハロウィンとか、マジで激混みだからね。あれみんなゾンビのおかげだからね。」

「ゾンビもってるね〜なんだろね、確かにね、死なない死体なのに、なんで人気者。意味わからんよ、その人気わけてくれっていう。」

ってゆうか、スリラーとかカッコよくない?(ふゆこ)


マイケルジャクソン・スリラー.MP4 - YouTube

「はい出たーマイケルでたー。」

「いやあのPVやばいでしょ。あのゾンビダンスなに、メッチャかっこいいんだけど。」

「あれは、マイケルだからかっこいいんだけどもー。凡人じゃ難しいんだけどもー。」

「踊りたいわー、踊り狂いたいわー。」

「いやあんた、クラブとかだめな人じゃん。」

「それとこれとは話が別ー。」

「夏だし、こうなんていうの?はじけたいよね?夏フェスでも可ーーー。サマソニ行きたかったー。」

ってゆうか、夏フェスで踊れないんですけど(なつこ)

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「フェスとかさぁ、みんなもうおかしくなっちゃってるじゃん?いやさ、楽しそうなのよ。めちゃくちゃ楽しそうなのよ。でもダメなの!自分を捨てられない!」

「誰もみてないって、あんただけだって、そんなの気にしてるの。」

「そんなことないでしょー、絶対いる。絶対いるから。こう、みんなウェーーーイ、みたいにやるじゃん。それ真似ようとするじゃん。ちょっと腕とかあげてみようかなーとかやるじゃん、できないんだよねー。その手で伸びしてるフリとかしちゃうんだよねー。」

「なにそれ、あんた地味だわー。真夏のフェスティバルでなにモゾモゾしてんの。」

ってゆうか、あたし、こないだXジャンプやったよ。(あきこ)

「まじで、生?神か。」

「あれ、超テンションあがるから。まじやってみなって。でもジャンプするタイミング、けっこう難しいから。ずれてたらダサいから。」

「でもさー、楽器すぐこわしちゃうじゃん?あれみるたび、いっつもモッタイネーって思っちゃうんだよねー。」

「破壊専用の楽器とか作ってそうじゃない?」

「それ作る人、切なすぎるでしょ。鳴らしてあげようよぉ、そこは鳴らしてあげようよぉ。」

「私じゃないし、それ知らないし。」

ってゆうか、ゴジラとかもいるわけだし(はるこ)

「需要あるくない?破壊専門の道具やさんとか。」

「なにそれ、いかに見事に壊れるか的な?職人だな、おい。」

「どんなだろね、やっぱ音?破壊音?」

「ガッシャーンか、それともドゴォォォォォ・・・とか?」

「語尾キレイに消しすぎー、今私の目には確かに砂埃が見えたわ。」

「職人キターーーーーーーーー。」

「やーめーてー、もうやーめーてーーー。ゲラゲラ」

ってゆうか、ゴジラとゾンビって(ふゆこ)

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「対決したらどうなんのかな。そりゃゴジラでしょ、サイズ違いすぎじゃない?ゴジラの足に踏まれたら一発アウトじゃない?ペチ、だよ。ペチ。」

「ゾンビ死んでますからー。すでに死んでますからー。」

「それ言い出したら反則じゃない?死なない時点で終わってるし。」

「・・・ってうゆかなんの話だっけ?」

「いや、ゾンビの話でしょ。」

「ってゆうか・・・・

・・・・

・・

とまぁ、こんな感じでとめどなく時間が流れるんだ。ってゆうかってゆうのが魔法の言葉なわけなんだ。

やかましーわー、とお思いの男性諸君。楽しいんだって、これが。後から思い出そうとしても、え、結局何の話してたっけ、ってなるんだけど。楽しかったっていう記憶だけはしっかり残るのだ。だから、また今日も会いたくなるのだ。

あぁ、おしゃべりしたい。会いたいよ。

 

ってゆうか・・・やばいくらい実りのない話になってしまった。公開していいのこれ、手が震えるよ、ゾクゾク。

 

それでは今日はこのへんで。

また、次のお話で。

 

コミュニケーションの無駄ってどこからどこまで?悩むおっちゃんの紙芝居「桃太郎とかぐや姫のコミュニケイツ」

パラピ〜〜パラピ〜〜〜〜♪

ヨシオ「あっ、紙芝居のおっちゃんや」
ヨシコ「おっちゃん、キターーーーーー」

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・・・・ザシュッッ・・・・舞い上がる粉塵。

埃をかぶった紙芝居のおっさんの登場に、子供達は歓声をあげてワラワラ笑笑と集まってくる。満を持して、おっさんは声高らかに叫んだ。

「ええかっ、おまいらっ!おっちゃんがこれからな、エェ話を聞かせたる!これからおまいらが大人になって、デキるやつになるために大事なことやっ!よう聞かないかんで!」

ヨシオ「今日はなんの話や?桃太郎か?」
ヨシコ「わたし、かぐや姫がええわ」

「くぁーーーーっ!何いうてんねん!おっちゃんがこれから話すんは、ビジネスメーンのコミュニケイツの話や!」

ヨシオ「なんやそれ。おもろいんか?鬼出てくるか?」
ヨシコ「姫でてけぇへんのやったら、私あっちでブランコする」

早くも興味を失いかけている子供達を食い止めるために、おっさんは妥協する。なんせ彼らがあんず飴を買ってくれないことには、今日の売り上げがパァである。

ぐぬぬぬぬ、わかった。わかったわ。鬼も姫も出したる。そやからとりあえずあんず飴買うて、そこに座り。なっええ子やから!」

なだめすかして、なんとか子供達を座らせたおっさんは、お手製の紙芝居を前に、エヘンと一つ咳払い。やがて朗々と話し始めた。

紙芝居『桃太郎とかぐや姫のコミュニケイツ』

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むかぁしむかし、というか今の今。あるビジネス街に、ほんにゃらコーポという会社がありました。その会社は、ホームページを作る仕事をしていました。

 

ヨシオ「ほーむぺーじて何やねん」
ヨシコ「スマホでいっつも見てるやつやろ。」
ヨシオ「あぁ、あれな。」

「やっかましいのぅ、茶々入れんと静かに聞いとれや。」

 

ほんにゃらコーポには、AチームとBチームがありました。Aチームのリーダーは、山田花子さん。Bチームのリーダーは佐藤太郎さん。二人は・・・

 

ヨシコ「姫出てけーへんやんか!うそつき!」

「うるさいなっ!間違えたんや!」

 

ゴホン、ええと、Aチームのリーダーはかぐや姫。Bチームのリーダーは桃太郎でした。二人は、クライアンツのために、いいホームページを作ろうと一生懸命頑張っていました。

かぐや姫は、仕事が早いと評判で、ほんにゃらコーポの出世レースでも、頭一つ抜けていました。一方の桃太郎は、人の良さで愛されながらも、話し下手で少々頼りないところがありました。

 

ヨシオ「桃太郎、あんましカッコよくないなぁ」
ヨシコ「かぐや姫は、かしこいからな!そんでそんで??」

 

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ある代理店から鬼ヶ島パークのホームページ制作という大型案件が入り、ほんにゃらコーポでは各チームで提案をまとめ、鬼ヶ島の本コンペに持っていくということになりました。納期は2週間。

久しぶりに入った大型案件に、かぐや姫も桃太郎も張り切りました。

 

A:チームかぐや姫のミーティングの様子

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かぐや姫「どんな意見でもいいから、ざっくばらんに意見を出してみて」

姫部下1「鬼ヶ島パークの魅力はなんといっても、鬼ヶ島城でしょう。鬼ヶ島城内をツアー体験できるようなスペシャルコンテンツを作ってみてはどうでしょう」

かぐや姫「たとえば?」

姫部下1「ええと・・・順路を選択していって・・・」

かぐや姫「具体例、根拠を用意して発言してね。それから普通すぎる、他は?」

姫部下2「鬼ヶ島パークの各エリアにある宝物を集めていくゲームを仕込んでみては?」

姫部下3「レアアイテムとかあったら面白いね」

姫部下4「僕、今やってるゲームでどうしても欲しいアイテムがあるんですけど、夢中ですよ、課金しちゃいそうですよ」

姫部下5「わかるー、課金しちゃうよね、僕昨日・・」

かぐや姫「その話、今関係ないよね?時間限られてるから、効率的にいこうよ」

姫部下「・・・考えてきます・・・」

かぐや姫チームは、無駄な話をすることなく、きっちり1時間のミーティングを終え、各自が宿題を持ち帰ることとなりました。

 

B:チーム桃太郎のミーティングの様子

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桃太郎「ブレストしましょうか。とりあえず、なんでも発言してみてください」

桃部下1「鬼ヶ島パークの魅力はなんといっても、鬼ヶ島城でしょう。鬼ヶ島城内をツアー体験できるようなスペシャルコンテンツを作ってみてはどうでしょう」

桃太郎「いいねーおもしろいね」

部下1「実際にアトラクションにライドしているような感覚を持ってもらえたらいいんですけどね」

桃太郎「うんうん、それって動的コンテンツでどこまでできるかな」

桃部下2「・・・みたいな動きとか、・・・・みたいな動きは結構リアルにできますよ」

桃部下3「レアアイテムとかツアー中に集められたら面白いね」

桃部下4「僕、今やってるゲームでどうしても欲しいアイテムがあるんですけど、夢中ですよ、課金しちゃいそうですよ」

桃部下5「わかるー、課金しちゃうよね、僕昨日ついに課金しちゃった」

桃太郎「へぇ〜思わず課金しちゃいたくなる感覚ってどんな感じ?」

桃部下5「たとえばですね・・・・」

桃太郎チームのディスカッションは、夜遅くまで続きました。

 

A:チームかぐや姫の途中経過

ーMail:各位、エクセルシートに意見を記入のこと。締め切り3日後。fromかぐや姫

 

B:チーム桃太郎の途中経過

桃太郎「なぁみんな、こないだ部下2くんが言ってた動的コンテンツのデモができたんだけど、すごいんやってーー、ちょっと見てくれへん見てくれへん?」

桃部下1「おぉっ、すげーーーー!」

桃部下2「いやぁ、簡単なデモやけど・・テレテレ」

桃部下3「これ、ここにこういう仕掛けあったら、面白くないです?」

桃部下2「あ、それいけそう!」

桃太郎「よし、やってみよか。」

ートゥルルルル・・・

桃太郎「桃部下4くんか。おれおれ、桃太郎。メールでも返信したんやけど、昨日くれたアイディア、めっちゃ面白かったわぁ。ありがとうな。うんうん、あははは、面白いな。うんうん、それでそれで・・?」

 

かぐや姫チームは、限られた時間の中で効率的に運営を回し、もちろん納期までにきっちりと提案をまとめてきました。一方の桃太郎チームは、いつも部下たちと話をしてばかり。ミーティングに費やした時間はかぐや姫チームの2倍以上。周囲が心配になるくらい、コミュニケーションに時間を費やしていました。納期に間に合わせるために、無理もしました。

そして・・・運命の2週間後。

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鬼ヶ島で行われた本コンペの結果、惜しくも両チームとも勝ち残ることはできませんでした。

 

ヨシオ「なんや・・・両方あかんかったんか」
ヨシコ「鬼でてけぇへんかったしな」

 

おっちゃんは思いました。

 

ヨシオ「おっちゃん出てきてもーた」

ヨシコ「唐突やな。」

 

両チームとも結果は実を結びませんでした。じゃあ、時間をかけた桃太郎チームよりもかぐや姫チームの方が人件費に換算して考えると損失は少なかったんかもしれへんなぁ。

桃太郎は、おっちゃんが見ていても、なんや非効率やなぁと思うような場面も多々ありました。そやけど、一見無駄なんちゃうやろか、と思えるようなコミュニケイツを取り続けて、気がつけばチームのみんなは桃太郎をすっかり信頼し、それはそれはいいチームになっとった。

チームのみんなが鬼ヶ島のコンペに敗れたことを泣いて悔しがり、次こそはと目を輝かせて語り合ってな。一方のかぐや姫チームはどうかというと・・・みんな与えられた仕事はキッチリこなすんや。そやけど、それ以上の何かが生まれることは、あるんやろうか?

結果的に、二つのチームは両方ともあかんかった。でも、チームに残ったものには大きな差があるような気がするんや。

なぁ、おまいら・・おっちゃんは思う。コミュニケイツはどっからどこまでが効率的で、どっからどこまでが無駄なんやろうか。

しょうもない話を、くだらん話を、熱く熱く語り合えるチームは、一朝一夕にできるもんやない。そやけど、ものすごいもんを生み出すのは、いつだってそんなチームのような気がするんやけど、おまいらは、どう思う?

 おっちゃんは仕事ができるようになりたかったんや。おっちゃんは鈍くさかったから、仕事がバリバリ、できるようになりたかったんや。

仕事ができるって、なんやろうか?

ヨシオ「おっちゃん・・・そんな目でオレらを見るなよ」

ヨシコ「にいちゃん、帰ろ。もう晩ごはんやわ。」

 

長い長いエピローグを語り終えた紙芝居のおっさんは、すっかりと赤く染まった夕焼けを見上げ、誰もいない公園でつぶやいた。

「おっちゃんは、どうすれば良かったんやろうなぁ・・。」

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パラピ〜〜パラピ〜〜〜〜と切なげな音を鳴らし、紙芝居は次の街を目指す。

仕事ができるビジネスメーンになりたかった紙芝居のおっさんの過去に、果たしてなにがあったのか・・・。

 それでは、今日はこの辺で。

また、次のお話で。