いつもお世話になってます。離れて暮らす夫の様子は、彼の友達が全力で教えてくれた。
こんにちは、レポーターSATTY@大阪です。
しばらくぶりに、故郷大阪に帰ってきました。元気いっぱい充電中です。もう明日には東京に帰るのですが、この数日間のことをいくつか。
まず初日となる今日は、大阪は天満にある天六飲食店街「レンガ通り」よりお届けいたします。
この日SATTYは、新幹線で大阪に到着後その足でとあるライブ会場に行きました。夫・Dスケさんのお誘いです。といっても、私が到着したときには、すでにライブは終わっていて、宴の後の熱い余韻だけが残っていました。いわゆる、酔っ払いパラダイスです。
SATTYはお酒があんまり強くなく、かつ結構な人見知り。一方のDスケさんは、かなりの酒豪でワイルド&スペクタクルな友人がめっちゃいます。
そんなもんだから、この日のSATTYは結構な勇気を振り絞ってここにきたわけです。だって最近東京のボッチ暮らしで、人恋しくなっていたんだもの。
おそるおそる、ビビリビビリで到着したのは「鮨処 小町」という大正の匂いがする、なんとお寿司屋さん。え、ここでライブですか。
カウンターだけのこじんまりとした、レトロなお店のなかはライブ後の熱気むんむん。サタデーナイトをこれでもかっと楽しむ兄さん姉さんが、いっぱいです。
写真には写っていないんだけど、このカウンターの奥で演奏がされていた模様。粋じゃぁないの。
お店の外のちっちゃな丸テーブルで、チミチミとSATTYがアテをつまんでいると、Dスケさんが学生時代の先輩だというオネエさんを連れてきました。
オネエさん(酔度8)「あらーーーーーーー、Dちゃんのお嫁さん!?」
SATTY(シラフ)「こ、こんにちは。いつもお世話に・・」
オネエさん「結婚したん知らんかったよーーーーお名前はーーー?」
SATTY「SATTYです。へへ・・へへ・・(とりあえず笑ってみる)」
オネエさん「そうなんだぁ、幸せものめーーーーー」
オネエさんは結構酔っ払っていたので、あんまり会話の内容はよく覚えていないんだけど、圧倒的インパクトのオネエさんに、もちろん圧倒された。圧倒されたんだけど、なんだかオネエさんがとても嬉しそうで、私もちょっと嬉しかった。Dスケさんも、いつも以上によくしゃべり、よく呑んでいて、終始ご機嫌な様子。
なんかよくわからないけど、なんか楽しいな。そう思ってノホホンとテーブルでポテトサラダをつついていたのですが、この後SATTYはさらに強烈な人と出会います。
Dスケさん「あーーーーー、UK(仮名)さーーーーーーん」
Dスケさんがお店の入り口付近に立っている、なにやら怪しげな人を大声で呼んだ。SATTYの心の声としては、「えっ、なに、だれ」。
Dスケさん「UKさん、俺の嫁」
Dスケさんはテンションあげあげで、SATTYを謎のオニイさんに紹介する。
UKさん(酔度100)「えーーーーーーーーーーーーーーまじでーーーーーーーーーえーーーどうしよーーー、俺めっちゃ嬉しいーーーーーーえーーーーDちゃんの嫁さん?嫁さん?めっちゃ嬉しいーーーーーーーーー!!!」
SATTY(完全シラフ)「あは、あはあは、えへへへあは(やっぱり笑うしかない)」
オニイさんは、超ロン毛で細ーいオニイさんで、テンションがすごかった。SATTYにとっては、間違いなく謎のオニイさんに違いないのだけど、なぜだかやっぱりオニイさんがSATTYに会えたことを全力で喜んでくれていて、笑いがこみ上げてきた。
なに、この人たちは。なんだかわからんけど、なんだか愛情でいっぱいだ。
UKさん「嬉しいーーーーーーーーーDちゃん、俺嬉しいーーーーーーなんかごめーーーーん」
そういって、オニイさんは挙げ句の果てにSATTYに土下座をしだした。満面の笑みで。ちょっとちょっと何々ーーーそう言いながら、オニイさんを無理やり立たせる周囲の人はみんな大爆笑で、SATTYもなんだか笑った。
この光景、カオスでしょう。5mくらい離れてみたら、なんだこれはとなるでしょう。私もそう思います。だけども私はこの時、出会っただけで嬉しいと叫んでくれるこの奇妙な人たちが、愛すべき人たちだと感じたのです。
Dスケさんは、こんなに愛してくれる人に囲まれているんだなと。それが、とても嬉しかったのです。
ーこの日の帰り道。
Dスケさん「付き合ってくれてありがとうな」
SATTY「Dスケさんは、いっぱい愛されてるんやなぁ。」
Dスケさん「そうかな」
SATTY「そうやで。だって会えて嬉しいって、私土下座されたで」
Dスケさん「そうやな」
SATTY「そうやで、よかったなぁ」
そうして一緒に、ディープな深夜の天満の街を手をつないで帰った。
それがこの日の出来事。SATTY@大阪編、まだまだ続きます。
それでは、また次のお話で。